Web制作においてブラウザチェックはきってもきれない作業のひとつだと思います。以前紹介したこのエントリーで、Internet Explorer 6が入っている状態で 5.xを入る方法を紹介しました。これでチェックするだけでも相当のユーザー層をカバー出来るかもしれませんが、もっと他のブラウザでも調べてみたい場合もあるかもしれません。ブラウザを開発したオフィシャルサイトへ行ってもダウンロードが中止になっていたりなかなか手に入らない場合が多いですが、メジャーなのからマイナーなのまで様々なブラウザを保管しているブラウザ博物館のようなページがあります。
evolt.org - Browser Archive
Mosaicのようなインターネット初期のブラウザからまったく聞いたこともないようなブラウザまで様々。昔、わざわざお金を出して買った(しかもパッケージで)Netscape 3なんてのももちろん収録されています。未検証ですが、Intenet Explorerもバージョン1から用意されています。「へぇこんなにあったんだね」という意味でも興味深いような気がします。
最新版のブラウザをダウンロードしたいのであれば、もちろんオフィシャルサイトへ行くのが一番ですが、それ以前のブラウザを探しているのであればここでほぼ全部見つかってしまうような気がします
メディアタイプ(本では99ページに参照)を上手く利用すればひとつのXHTMLファイルを様々なデバイスに対応することが可能になります。少し前のエントリーで「handheld」と呼ばれる携帯デバイス用のCSSメディアタイプについて紹介しましたが、今回は映写機(プロジェクター)用のメディアタイプである「projection」を紹介したいと思います。
「handheld」と同様「projection」メディアタイプを現在サポートしているWebブラウザはOperaになります。Operaは早い時期から「projection」をサポートしておりバージョンは4.0にまでさかのぼります。「projection」CSSが記述されているサイトでOperaをフルスクリーンモード(F11)にすればパワーポイントのようなスライドショーになります(例)。スライドはキーボードの「page up」と「page down」で操作することが出来ます。映写機用のCSSの制作は非常に簡単で基本的にスライドの区切りを作るプロパティを加えればスライドショーっぽくなります。
div.slide {
page-break-before : always;
}ちなみにOperaのサイトでは簡単にスライドショー用のXHTMLとCSSを制作出来るOpera Show Generatorというのがあります。また、W3Cのほうでミニチュートリアルもあるので参考にしても良いかもしれませんね。
このエントリーでマウスオーバーが可能な画像メニューの作り方を紹介しましたが、CSS初心者だとどうしても難しいと感じてしまうこともあると思います。そこで今回はウィザード形式で簡単に画像メニューが作れるサイトを紹介します。前回のは「position」プロパティを駆使したテクニックに対して、こちらは「display: inline」を使用したものです。
Inknoise:The Amazing Rolloverer
画像は上から「ディフォルト状態」「マウスオーバーの状態」「アクティブの状態」と順に並べてひとつの画像として保存します(ディフォルト状態のみの画像をアップしてもメニューは制作してくれます)。あとはステップにそって必要な情報を記入すればあっという間に完成してしまいます。ソースコードをみて勉強しても良いですし、そのまま使うのも良いのではないでしょうか。また、同サイトにはレイアウトを自動生成してくれるLayout-o-Maticもあるので、手軽に作りたい人はこちらを利用するのも良いかもしれませんね。
ちなみにInknoiseとはTypePadのようなホスティング型のブログツールです。管理者用ページを見る限り、なかなかよく出来たツールのような気がします。
以前パワフルなCSS編集ソフトということで紹介したStyle Masterですが、ソフト開発を手がけているWestcivが今回スタイルシートのテンプレートコンテストを開催するみたいです。
style master:templates competition
総額1000ドル以上という金額はさておき、注目するべきところは応募要項だと思います。基本的にcss Zen Gardenのような手法をとっていてスタイルシートで出来ることをいろいろ模索していくわけですが、特にこのHTMLファイルを使ってCSSだけで作りましょうという決まったルールがありません(もちろんサンプルファイルはありますけど)。とにかくCSSでおもしろいのをつくってくださいという結構オープンなコンテストです。
また、募集しているテンプレートもブラウザで表示させるものだけでなく「media type」でも受賞作が選ばれるそうです。つまり、印刷用、ハンドヘルド用でもベストデザインが選ばれるみたいです。また、グラフィックなしでのベストデザインというカテゴリもあり、普通のコンテストとは少し違った雰囲気がしますね。海外在住でもエントリーが出来るのかあまりよく分かりませんが、受賞作はぜひ見てみたいものです。